帯・・・仕立て直し

茶道などで使われるの裂地(きれじ)、、袱紗(ふくさ)、仕服(しふく)、などに使われる布に名物裂(めいぶつぎれ)と呼ばれる絹織物があり、名物の茶器などを入れた事からその名が付いたようです。
代表的なものとして、有栖川文、蜀江文、笹蔓文、荒磯文、花兎文などがあります。
私も有栖川文、花うさぎ文、間道などの帯を持っていますが、帯幅が狭く少し保存状態が悪い帯(花うさぎ文)を仕立て直してみることに、、、。
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先ず縫い目を解いてみました。
硬い木綿の帯芯が使われています、、、しわも気になります。


縫い目の筋消しを、、、完璧には程遠い感はありますが、素人にはこんなものでしょうか。
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帯芯に絹の不織布の帯芯を使って名古屋帯を開き名古屋帯に、、、完成です。
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お茶のお稽古に使えそうです。

by tocochan1011 | 2016-11-12 21:33 | 着物  

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